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3話:彼氏(仮) 

 午前授業の今日、放課後には部活の生徒がちらほらと準備を始めていた。それを屋上から見下してほんの少し悦に浸るのが好きだったりする。外野から絶対に届かない声で下手くそやらドンマイやらと言っていると何というか仮想的な充実感を得られた。心の中での応援と言えばまともに聞こえるかもしれないが、要するに部活をやる気はないけど、見てる程度の気力はあるってこと。
しかし本来ならば直帰コースの俺が学校に留まっている理由はひとつしかない。
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1話:初めての 

 2号棟屋上。右を見れば1号棟、左を見れば3号棟の屋上が見える。校舎の7階にある立ち入り禁止の柵を越えて錆びた扉を開けたこの場所が俺が学校で落ち着ける場所だ。誰も来ないのだ、何と清々しい。正面を見れば常盤町を全貌できるほどの高さ。落ちてしまえばお陀仏確定だ。
 
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